スマートフォンやウェアラブル端末などのハードウェアとそれを支える高速通信回線の普及、そしてDeep Learning(深層学習)に代表される機械学習により実現される人工知能の技術など、医療・ヘルスケアのあり方が大きく変わろうとしています。そして従来の医療機器とは異なる利用シーンやビジネス形態が生まれつつあります。平成28年度まで開催してきた「モバイルヘルスケア研究会」は、本年度よりその範疇を医療・ヘルスケア分野全体におけるICT(情報通信技術)へと拡大し、「ヘルスケアICT実践研究会」としてリニューアルしました。
新装1回目となる今回は長野県松本市から2名のゲストをお迎えします。第1席は、松本市商工観光部健康産業・企業立地課 保科 佑樹 氏から、松本市の掲げる「健康寿命延伸都市構想」の実現に向けた自治体としての取り組みいついてご紹介頂きます。2席目は、一般財団法人松本ヘルス・ラボ 降旗 克弥 氏から、市民の健康増進と医療・介護・健康分野の新産業創出を支援する活動についてご紹介頂きます。そして、個人の健康・医療・介護等の情報を一元管理するパーソナルヘルスレコード(Personal Health Record、PHR)の利活用の可能性について探ります。
参加者とのディスカッションを通して、医療ICTによる健康増進支援・今後の医療現場への貢献・新しいビジネスモデルなどについて将来展望を探ることを期待します。
演 題 ・ 講 師 |
16:00~16:05 |
開会挨拶 |
医療機器産業研究所 客員研究員 山田 恒夫 |
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16:05~17:00 |
松本ヘルスバレー構想の取組み |
松本市商工観光部健康産業・企業立地課 主事 保科 佑樹 氏 |
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17:00~17:55 |
健康寿命延伸都市を目指す松本市 ~ 一般財団法人松本ヘルス・ラボの取り組み ~ |
一般財団法人松本ヘルス・ラボ 専務理事 降旗 克弥 氏 |
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17:55~18:00 |
全体質疑・ディスカッション |
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定 員 |
40名 |
対 象 |
医療機器産業研究所 研究協力企業(無料) |
※本勉強会は3-4ヶ月に1度の開催頻度で行います。
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